日本・ブラジル友好親善「かなざわイペの会」が5月2日、六浦白梅公園で行われた。同公園愛護会関係者ら約50人が参加し、式典や懇親会が催された。
同会の名は、公園に植えられている「イペの木」が由来。2009年6月、ブラジルから約1mの苗木が贈られ、現在は約3・5mの高さに成長している。
かつてこの公園の場所には「白梅保育園」があり、園庭に二宮金次郎像が設置されていた。1996年の廃園以降、像は報徳福運社(小田原市)で保管されたが、2009年の日本人ブラジル移民100周年に合わせ、サンパウロの神奈川県人会館に贈られた。イペの木は、その返礼として贈られた。実行委員長の小泉元久さん(87)は「(イペの木が)ブラジルに限らず、様々な国との友好親善のシンボルになれば」と話した。
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