子育て中の保護者らが金沢区内の保育施設で授乳やおむつ替えをできる「あかちゃんの駅」が6月1日から始まった。区内にある44の保育施設のうち、24施設が登録。入り口に掲げられた看板が目印だ=写真。駅のトイレなどの公共施設とは違い、専門の保育士が常駐しているため、育児相談などにも対応できるという。
この事業は「様々な施設に授乳室やおむつ交換のできる場所がほしい」という市民の声で受け、昨年度から市立と民間の保育施設が中心となって、議論を重ねてきた。横浜市内で3例目。区独自の取り組みとして、子育て情報ポータルサイト「かなざわ育なび.net」と連携する。スマートフォンやタブレット端末で外出先からでも、登録施設や場所の検索が可能だ。「お住まいの郵便番号を登録すれば、近隣の施設順に表示がでるので、ぜひ活用を」とこども家庭支援課の西田浩久課長は話す。
区内保育園では以前から園庭開放や育児講座、育児相談などの子育て支援に積極的に取り組んできた。並木保育園の折本秀子園長は「赤ちゃんの駅は支援の延長線上。区内全園で実施できるようにしていきたい」と話している。
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