神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

横浜創学館空手道部 2トップ揃ってインハイ 認め合い切磋琢磨

スポーツ

公開:2015年6月18日

  • LINE
  • hatena
部をけん引する伊勢野選手(左)と宇野選手
部をけん引する伊勢野選手(左)と宇野選手

 全国高等学校総合体育大会空手道競技県予選の男子個人組手決勝は、横浜創学館高校3年の伊勢野大介選手と宇野勇気選手の同門対決となった。

 4―2で2連覇を勝ち取ったのは伊勢野選手。「毎日組み合う仲。技に工夫やフェイントを加え、攻めを意識した」と勝因を語る。宇野選手は、手の内を知っていたが故に「迷いがあった。決まるところで決められなかった」と振り返った。2人揃ってインターハイ出場の切符を掴んだ。

 中学時代は県大会決勝で対戦した経験もある2人。同校に入学してからは、互いに高め合う良きライバルだ。宇野選手は「先に試合に出ていた大介の技をよく真似ていた」と話す。目標を追って練習を重ね、感覚を掴み始めたのは2年後半。その頃、日本代表チームに召集されていた伊勢野選手は「戻ってみると(技が)効かなくなっていた」と明かす。今年に入って2度、全国や関東の舞台で黒星をつけられている。「どうしても勝ちたかった」。今大会での勝利の大きな原動力になったという。

 1年冬には先輩に混ざり団体戦で全国へ。唯一勝ったのは2人だけ、後が続かなかった。「今に繋がっている経験。後輩に同じ思いはさせない」と伊勢野選手。悔しさを糧に共に部をけん引してきた。組み合っては指摘し合い、行き詰っては真っ先に相談する――信頼し磨き合ってきた。「一人では勝てなかった」と口を揃える。インハイに向けてもやることは同じ。「悔いは残したくない」。二人で挑む最後の夏が近づいている。

金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

「絹婚式」きもので撮影

「絹婚式」きもので撮影

横浜でイベント

4月18日

「弁護士が身近な存在に」

神奈川県弁護士会

「弁護士が身近な存在に」

岩田武司新会長が抱負

4月18日

5月2日にマーケット

メディカルホームグランダ金沢文庫

5月2日にマーケット

交流・憩いの場に

4月18日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook