「金沢産の蜂蜜」がこのほど誕生した。作り上げたのは竹内実さん(68/西柴在住)。「ミツバチが金沢区近辺の花からせっせと集めてきた蜜です」と竹内さんは笑顔で話す。
竹内さんは今年3月、区内に場所を借り、3つの巣箱を設けて養蜂を始めた。1箱あたりに住み着くミツバチの数は、2万匹から3万匹ほど。4月から6月にかけてミツバチが持ち帰った蜂蜜を集め、「KANAZAWA HONEY」という名称で商品化した。
養蜂を始めるきっかけは5年前。花の香りに誘われて自宅の庭にやってきたニホンミツバチの姿に心惹かれ、「蜂を育ててみたい」と考えるようになったという。当初はニホンミツバチを養蜂したが、害虫が原因で上手く育たなかった。その後セイヨウミツバチに切り替えて、今回の蜂蜜の採取にこぎつけた。
わからないことが多いなか、女王蜂が健在かどうか、産卵を行っているかと、専門書を見ながら何度もチェックした。これからの時期は害虫や病気の対策も必要だ。「想像以上に大変。なんとか育てた」と話す。
蜂蜜は7月18日(土)と19日(日)の2日間、販売される。時間は午前9時から正午で、場所は池子トンネルから逗子市側へ200mほどの道路際。20日(月)以降は自宅で販売。(問)竹内さん【携帯電話】090・3224・4670
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