金沢区・磯子区版 掲載号:2015年7月30日号 エリアトップへ

被災地の「贈答品」発信 いわき名産店 南部市場に

経済

掲載号:2015年7月30日号

  • LINE
  • hatena
名産の魅力を伝える小熊さん
名産の魅力を伝える小熊さん

 「福島県の贈答品を首都圏に広めよう」という思いから、現地団体「いわきの12人」が南部市場関連棟内(鳥浜町)に「福島いわきギフト店」をオープンした。福島県の名産が並ぶ同店は7月18日から開店しており、8月31日(月)までの期間限定で営業する。

 「いわきの12人」は東日本大震災後の風評被害に負けまいと、現地の12人の個人事業主が中心となって立ち上がった。

 同団体は震災の翌年から、関東圏を中心に50以上のイベントに出店し、物販を行ってきた。福島県の名産品の良さを発信することを目的に、南部市場では月に2回のペースで土曜市に参加してきた。

 店頭には主に、現地の農家が作った桃をはじめ、事業主が作った味噌や醤油、練り物、酒、菓子類などのギフトセットのレプリカが並ぶ。ここで注文すれば、産地や現地のメーカーから直接、指定先に配送してくれる。

 贈答用のほかに物販物も置いてあり、試飲・試食も可能だ。「まずは知ってもらうことが大事。一度食べてもらえれば、良さがわかってもらえるはず」と、小熊さんは話す。

「品質で選ばれたい」

 「いわきの12人」がギフトショップを開いたのは今回が初。贈答品にこだわる理由を、同団体代表の小熊俊彦さんは「福島第一原発の事故による風評被害で、最も深刻だったのは贈答品だったから」と説明する。

 かつて福島県民は地元産の贈答品を自慢して送っていたが、原発事故以来「送ると嫌がられるんじゃないか」と萎縮する雰囲気が現地にできてしまったという。「多くの人に買ってもらうことで、現地の人にも自信を持ってほしい」と話す。

 また福島で商品の出荷を担当する猪狩啓輔さんは「これまで『被災地応援』という意味で買って下さる方が多かったが、今は味や技術を評価して選んで貰いたいという雰囲気がある」と現地生産者の様子を話す。「そのためにも、この活動を通して誤解を解いていきたい」

 同店に関する問い合わせはバス・コーポレーション【電話】03・3230・0830(皆川さん)へ。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

『銭天堂』が4位

こどもの本総選挙

『銭天堂』が4位 文化

磯子区出身・廣嶋さん著書

5月28日号

当事者が学生を支援

がくせいボラ連

当事者が学生を支援 教育

活動参加者にバイト代

5月28日号

インスタで物語を連載

【Web限定記事】杉田劇場

インスタで物語を連載 文化

5月15日から 絵本作家ヤナキさんに依頼

5月21日号

学生支援策、次々と

【Web限定記事】金沢区内大学

学生支援策、次々と 教育

給付金や基金設立を発表

5月21日号

ブルーで医療従事者を応援

磯子区真照寺

ブルーで医療従事者を応援 社会

コロナ禍終息願う

5月14日号

ものづくり体験を自宅で

AozoraFactory

ものづくり体験を自宅で 文化

休校中児童にキット発送

5月14日号

あっとほーむデスク

  • 5月25日17:30更新

  • 5月16日21:30更新

  • 5月16日7:42更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年5月28日号

お問い合わせ

外部リンク