ダンスカンパニーのコンドルズを主宰する近藤良平さんらが9月15日、富岡中学校を訪れ、体験型の授業を行った。このプログラムはプロアーティストが直接、小中学校に出向き授業を行う「横浜市芸術文化教育プラットフォーム・学校プログラム」の一環。今年度はダンス分野を充実させ、児童生徒の表現力やコミュニケーション力の向上を目指す。市内137校で実施する予定。
富岡中では3年生がダンスに挑戦。積極的に体を動かすことで、頭でなく体でその使い方や動きを体感していく。最後は曲に合わせて、全員で踊った。プログラムは全3回で、最終日の25日には発表会も行われた。
コーディネーターを務めたスクール・オブ・ダンスプロジェクトの松岡綾葉さんは「『身体ってこんな風に使えるんだ』という可能性を発見して欲しかった」とプログラム意図を話す。中学生は、他人の視線が気になり身体表現が消極的になる時期。近藤主宰は「ダンスの立場から言うと純粋な部分もあるが、表現や外に放出することにためらいがあり、中学独特の雰囲気を感じた。でも基本、中学生はキラキラしていて良いですね」と話した。
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