金沢区歯科医師会(松井伸道会長)は10月22日、金沢区三師会館(金沢町)で「高齢者よい歯のコンクール」の受賞者への表彰式を行った。
これは、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という8020(ハチマルニイマル)運動に基づく。表彰に先立ち、松井会長は愛知県で行われた調査を例に出し「65歳以上で歯が少ない人は、20本以上自分の歯がある人に比べ1・9倍も認知症になるリスクが高い。歯があることは健康寿命を長くするのに大切」と話した。
今年表彰されたのは、五月女(そうとめ)眞彦さん(85)、佐々木朋子さん(82)、矢部泰子さん(81)の3人。五月女さんは健康な歯を保つ秘訣を「朝晩、磨きづらい奥や裏まで磨くこと。すぐ歯を抜くのでなく、良い先生に出会って歯を残す治療をしてもらうことも大事」と話した。佐々木さんは「なんでもおいしくいただけることが嬉しい。定期的に検査してくれる先生に表彰状をあげたいくらい」と喜んだ。
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