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ロケ地・横浜(中) 「住みたい街」目指して

掲載号:2015年11月12日号

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ロケ地マップで認知度向上狙う
ロケ地マップで認知度向上狙う

 相模鉄道は2010年以降、本格的にロケ受け入れの取り組みを始めた。

 主な目的は「相鉄」の認知度向上だ。同社は2018年度にJR直通線、翌19年に東急直通線が開業する予定で、初の東京都乗り入れとなる。これまでは、関東圏の大手私鉄では唯一、都内に乗り入れていなかった。「このタイミングで東京、千葉、埼玉に住む人にPRする狙いがあった」と同社担当者は話す。

 ロケ実績は今年4月から10月14日までに27件で、問い合わせは約120件。場合によっては貸切電車の運行や特別ダイヤの調整も行っている。今年3月に公開された映画「ストロボ・エッジ」では、南万騎が原駅(旭区)やいずみ野駅(泉区)など、いずみ野線沿線がロケ地となった。キャストや原作の人気が高かったことから、同社と製作会社が協力し「タイアップ企画」が初めて行われた。

 ラッピング電車の運行を行ったほか、特設ホームページを開設。また、相鉄とともにロケ地となった新潟県のフィルムコミッション協議会と協力し「ロケ地マップ」を作成した。マップ片手にロケ地巡りを行う人の姿も見られたという。

イメージ向上へ

 ロケ誘致を始めて、直接乗客数が増えたというデータはない。しかし相鉄グループの広報担当・飛川和範さんは「数字ではない声が届いている」と話す。一つがソーシャルメディアの反応。例えばツイッターで「相鉄 ロケ」と検索すれば無数の検索結果が出てくるなど、手応えを感じているようだ。

 同社が見据えるのは「沿線に住んでもらう」というビジョン。いずみ野線沿線地区は少子高齢化が顕著。同社は沿線の再開発というハード面、そしてイメージ向上というソフト面で沿線を盛り上げたい思いがある。「知ってもらい、来てもらい、住んでもらう。そのための取り組みを今後も進めていきたい」 (つづく)

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