金沢区・磯子区版 掲載号:2015年11月12日号 エリアトップへ

横浜創学館高校・硬式野球部の主戦投手で、阪神からドラフト4位指名を受けた 望月 惇志さん 横浜創学館高校3年 18歳

掲載号:2015年11月12日号

  • LINE
  • hatena

妥協なき探究 プロの道開く

 ○…目標だった聖地・甲子園を本拠地にプロとしての第一歩を踏み出す。ドラフト会議の後、携帯電話に届いた350通もの祝福メッセージには3日がかりで返答した。「変化球を増やし、直球のキレに磨きをかけたい」。余韻に浸る間もなく、先を見据える。

 ○…港南区在住。2人の兄の影響で白球を追うように。「練習のある土日が待ち遠しかった」。芹が谷中時代は硬式クラブの横浜南ボーイズで投手に。「本塁打と四球以外は野手の力で助けられる。7人が守ってるんだ」。指導者の言葉に、帽子のつばに「後ろ」と書いてプレーした。2度の全国行きを果たすも、怪我に泣いた最後の夏は登板叶わず。だが、それまでを評価し、唯一声をかけてくれたのが横浜創学館だった。「ここしかない」。心を決めた。

 ○…188cmの長身から投げ下ろす最速148キロの直球は、入学当初は未完の剣だった。原点は1年秋。練習試合で打ち込まれて早々に降板し、県大会はベンチを外れた。「悔しかった。倒れるまで全てやろう」。練習後、夜10時を回ってもジムへ。授業の栄養学を応用し、野球の成長を妨げる食べ物は徹底して排除した。追い込むたび脳裏をよぎるのは「あの試合」。「折れちゃいけない」、そう奮い立った。やがて背番号1の重みも後押しに。「背中で引っ張ろう」。先頭に立ち、仲間をフォローする。胸に生きるのは「後ろ」への信頼だ。自信を削がぬよう「味方がミスした時はホームを踏ませるな」。先輩の言葉を守り、己の背中で関係を築いた。ボーイズ時代から絆で結ばれた遊撃手のエラーでは、そのせいか失点がない。

 ○…入学から2年で、球速は20キロ近く増した。「プロが、夢から目標に変わった」。次の夢は「日本代表」。高校の先輩で、日本の年間最多安打記録を塗り替えた西武・秋山翔吾選手の波に乗り、「創学館を全国に広めたい」と真っすぐ話す。後輩の道標として、新たな舞台に立とうとしている。
 

金沢区・磯子区版の人物風土記最新6

曽屋 剛和さん

曽屋動物病院の院長で「いそねこ協議会」の会長を務める

曽屋 剛和さん

磯子区杉田在住 57歳

11月14日号

門馬 勇一さん

富岡みどり会商店街の会長を務める

門馬 勇一さん

金沢区富岡西在住 70歳

11月7日号

田沼 広之さん

ラグビーワールドカップ2019のアンバサダーを務めるラグビー元日本代表の

田沼 広之さん

金沢区大川在住 46歳

10月31日号

田草川 竜都さん

RUN伴+三浦半島金沢区学生実行委員会の委員長を務める

田草川 竜都さん

金沢区在住 20歳

10月24日号

林原 泉さん

「もう一つの横浜 金沢八景史」を著した

林原 泉さん

金沢区柴町在住 86歳

10月17日号

奥脇 竜哉さん

ムエタイのラジャダムナンスタジアム認定王者となった

奥脇 竜哉さん

金沢区富岡東在住 19歳

10月10日号

北村 正(まさし)さん

9月5日付で金沢警察署の署長に就任した

北村 正(まさし)さん

金沢区在住 57歳

10月3日号

あっとほーむデスク

  • 10月31日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月14日号

お問い合わせ

外部リンク