並木第四小学校(田中光信校長)に11月19日、五ツ星お米マイスターの外山又久さん(69)が訪れ「ごはんパワー教室」を行った。
これは子どもに米の大切さを伝える出前授業。日本米穀小売商業組合連合会が定めるマイスターが講師役だ。金沢区に工場を構えるミツハシライスでも8年前より、地元・横浜市内の小学校で開催している。
今年度、外山さんが訪れたのは同校で6校目。集まった5年生60人を前に、日本の米食の歴史や栄養価などを説明し、「おいしいごはんの炊き方」を実演してみせた。水に長く浸すことやむらし時間、混ぜ方が大切とし「家族が今日のごはんは違うと思ってくれるはず。家で炊いてみて」と呼びかけた。また、脱穀体験のほか、寿司一貫やおにぎり一つに必要な稲穂の量などを触って体感。提示した炊飯方法で炊いたごはんも振舞われた。生徒は「香りが良い」「粒が立って、ねばねばしている」など、おいしい米の条件を確認しながら一口ずつ噛みしめるように味わった。
最後は全員にジュニアマイスター認定のバッジの授与が。外山さんは「授業を生かし、毎日おいしいごはんを食べて」と話した。
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