横浜商科大学高校=旭区=硬式野球部の金沢哲男前監督(57)の「感謝の会」が1月10日、西区の崎陽軒本店で開かれた。主催は同部OB会(関口幸三会長)。
冒頭で同部元監督の大蔵明氏、OB代表として横浜商科大学硬式野球部の佐々木正雄監督があいさつし、労をねぎらった。会場にはOBら約200人が集まり、恩師や旧友との再会を楽しんでいた。
リスク恐れず采配
過去の試合データや作戦を細かく記憶し、セオリーにとらわれない大胆な采配が持ち味の金沢前監督。昨夏の神奈川大会を最後に勇退するまで、32年間で1989年春と93年夏、2003年夏の3回、同校を甲子園に導いた。「多くの方に支えていただき、学べたことは私の財産」と感謝をにじませ、「リスキーな野球は覚悟してやらないと、なかなかできるものじゃない」と思いをはせた。今は部長として八木澤辰巳新監督を支える一方、校内では生徒指導部長として奔走する日々だ。
金沢区の六浦小学校出身の金沢監督は、選手時代は捕手として活躍。鎌倉学園中・高を経て早稲田大学では社会科の教員免許を取得、東芝でプレーした。監督として、米ボストン・レッドソックスの田澤純一投手=神奈川区出身=ら6人のプロ選手を育てている。
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