三重県志摩市できょう5月26日とあす27日に開催される「伊勢志摩サミット」や、4年後の東京五輪を控え、「テロ・災害対策金沢地区協力会」の総会が17日、金沢警察署(鈴木宣明署長)で行われた。同会は、2010年に日本で行われたAPECに向け地域の団体や関係機関で結成されたものが前身。その必要性から、大規模整備やテロ、災害などの突発事案に備え、関係機関や地域住民が相互に連携し安全を確保することを目的に11年にテロと災害に特化した会として発足した。
当日は、行政や関係団体、町内会、交通機関、企業などから42人が参加。顧問である國原章弘区長も出席した。まずは金沢防犯協会の相川文五郎会長が登壇。いつどこで起きるかわからないテロや災害に触れ「一人ひとりどう行動するか勉強する会にしたい」と挨拶した。
また、同署がサミットの概要やテロ対策を説明。国際テロ情勢が厳しくなる中、首都圏であり集客施設なども多い神奈川県も標的になり得ると警戒した。その後、金沢区内災害発生時の想定被害と対策や避難施設について詳しく説明。日頃から連携を密に情報共有し、有事や災害に強い街を目指すよう呼びかけた。
最後に鈴木署長は「窓口を一本化して迅速に情報を得られる体制にすることが一番。万全な対策のために連携し、不審なことがあれば何でも教えてほしい。未然防止のためにもこの会を発展させたい」と話した。
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