親と子のつどいの広場「ふきのとう」(洲崎町)は月1回、近隣にある宅老所「えん」で、高齢者との交流会を行っている。
5月27日にえんを訪れたのは5組の親子。それぞれ自己紹介した後、宅老所の利用者と一緒に手遊びをした。その後、同所の職員の指導で紙のあさがおを作り、楽しんだ。利用者は子どもたちに声をかけたり、目を細めて見守ったりと和やかな時間を過ごした。
利用者の一人は「かわいくて抱きしめたいくらい。子どもと接する機会がないので、とても楽しい」と顔をほころばせる。同所の介護福祉士・伊東ゆかりさんは「子どもがいると、皆さんが笑顔になるし、積極的に参加してくれる。普段、話さない人も話すんです」と”子どもの持つパワー”を実感している様子だ。
ふきのとうは2012年の9月から毎月1回、えんを訪れ、交流を続けている。伊東さんは「地域密着型の宅老所なので、地域とのつながりという意味でも大事にしていきたい」と話した。
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