熱戦まっただ中のインターハイ。大舞台を目前に控えた7月29日、横浜創学館・ハンドボール部は親への感謝を手紙にしたためた。
思いをのせた34通の手紙が、同校前のポストに投函された。宛先はそれぞれの保護者。この日、開催地の山口県に出発した部員と入れ替わるように親の手元に届けられる。「母がいつも言ってくれた言葉を借りて『前だけみて突っ走りてっぺんとってきます』と書いた」と話すのは松井将主将。「3年間お弁当を作って朝早く送り出し、夜は遅くまで起きて待っていてくれた。両親の応援が本当に力になった」と感謝をにじませる。
実は全国がかかった決勝前夜、小林聖顧問の提案で親から手紙をもらった部員。改めて知った思いを胸に、全力を出しきり勝利を引き寄せた。この手紙はその返答だ。普段通りの気持ちに整え、頂に挑むと誓う。
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