関東学院大学建築・環境学部の4年生28人が8月6日、センターシーサイド商店街の空き区画で、「『並木』のこれからを考える」と題した団地のリノベーション提案の発表会を行った。団地のこれからを検討するために組織された「これからの並木を創る会」も協力。地元住民ら約30人が参加し、発表に対する感想や意見交換も行われた。
リノベーション提案の舞台となったのは、並木中央小学校、シーサイドライン並木中央駅、そうてつローゼン並木店周辺、ふなだまり周辺の4カ所。各7人計28人がそれぞれ独自に調査をした上で、提案を練った。担当する中津秀之准教授は「全国各地に団地はあるが、少子高齢化など共通の課題を抱えている。空間の力で人と人とをつなげるリノベーションを期待した」と課題の企画意図を話す。発表したのは各所2人で8人。あわせて製作した模型も披露した。
並木中央駅のリノベーションを発表した学生は、「街のラウンジ、ランドマークとしての駅」を提案。高所にある駅の展望を生かしたラウンジや広場を設置することで、交流拠点の創出を目指した。参加者からは「駅ににぎわい空間があるといい」「これから必要とされる空間なのでは」などの感想が聞かれた。
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