JOC(日本オリンピック委員会)の「オリンピック教室」が9月13日、西柴中学校で開かれた。これはオリンピズムやオリンピックの価値などを学ぶとともに、この価値を多くの人が共有し、日常生活にも生かすことを目指す。
教師役として同校を訪れたのは、トリノ大会に出場したボブスレーの長岡千里さんとロンドン大会で水泳400mメドレーリレーの銅メダルを獲得した加藤ゆかさん。2年生3クラス計114人を対象に、運動と講義を行った。
長岡さんの授業では、長縄跳びを実施。3チームに分かれ90秒間に飛べた合計回数を競った。チャンスは3回で、間には作戦会議の時間を用意。長岡さんは「一番回数を飛ぶためにどうしたらいいか、皆で考えて」と声をかけた。中には、3回目に初回の倍以上の回数を跳んだチームも。「勝つことだけでなく、皆が全力を尽くして意見を出し合えたかが大事」と話した。
続いて教室での授業は、縄跳びを振り返り、生徒たちが行った工夫や感想を話し合った。そして「チームワーク」「ベストを尽くす」「ルールを守る」などがオリンピックの価値に通じることを説明した。
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