釜利谷東小学校(許斐(このみ)真也校長)で10月27日、横浜市中央卸売市場本場で働く目利きのプロが「いちば食育出前授業」を行った。子どもの食への関心を育むため、野菜や魚の正しい知識、流通の仕組みなどを伝えている。2012年から毎年、横浜市内の小学校で行われている。
この日は青果部で働く卸売のプロが、同校5年生の50人を対象に授業。大根やジャガイモ、ホウレンソウなど身近な野菜14種を用意し栄養価や生産地、消費者に届くまでの流通の仕組みなどを説明した。また、生産量日本一を誇る熊本県八代市から届いたトマトの苗を進呈する一幕も。講師を務めた、横浜丸中青果の清水厚雄さんは「トマトのことを勉強して育ててほしい」とメッセージを送った。おいしいトマトの見分け方も伝授。「花落ちの辺りがスター印になっているものが良い」との言葉に、児童たちは実際に触れながら学んだ。
この日は市内レストランの料理長などで構成される、NPO法人 横浜ガストロノミ協議会のメンバーも来校。包丁を使った切り方や、横浜産野菜やはまぽーくを使った回鍋肉の調理方法を教わった。
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