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金沢病院 高齢者の在宅復帰を支援 地域包括ケア病棟を開設
金沢病院は今年8月、地域包括ケア病棟を開設し、一般病棟、回復期リハビリ病棟と合わせて、患者の状況にマッチした医療を提供していく体制を整えた。
新病棟では、【1】重いけがや病気で入院した方が安心して自宅や施設に帰るための医療【2】自宅・施設で療養中の肺炎や骨折など中程度の患者への十分な医療【3】短期入院で済む手術や検査を受ける方への医療を行い、地域を支える。特に主な目的は【1】【2】で、リハビリなどを行い、自宅や施設で、不都合なく過ごせるように支援する。
一般病棟では、症状が安定すると退院となる。しかし中には、「一人で暮らすには不安」という患者や「戻ってきても、面倒を見きれるか自信がない」という家族も。この場合、地域包括ケア病棟に転棟し、自宅・施設での療養に必要なリハビリなどを行っていく。回復期リハ病棟に比べ、多様なケースに対応できる特長もある。
病棟には看護師やリハビリを行う理学療法士のほか、退院後のフォローに不可欠なソーシャルワーカーら専従スタッフを配置している。心身ともに回復し、在宅復帰を問題なくできるよう、より高いレベルでサポートしていくという。病状の変化により、集中的な治療が必要と判断されれば、一般病棟に転棟する場合もある。
超高齢社会となる今後、自宅療養を支えるこうした病棟の充実はますます不可欠となるだろう。
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