総合流通団地である協同組合横浜マーチャンダイジングセンター(MDC)の創立40周年記念式典が11月11日、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで開催された。当日は組合員企業のほか、関東経済産業局、神奈川県、横浜市などから来賓ら約140人が出席した。壇上に立った鈴木信晴理事長は「人・変化・チャレンジをキーワードに組合員一同が力を合わせ、先人の培ってきた遺産を受け継ぎながら、新業態に対応する人材創出を目指したい」と話した。
また席上では、組合の発展に寄与した役員9人に国や県から表彰状が贈られた。さらに6人に鈴木理事長から感謝状が授与された。受賞者は以下。
▽中小企業庁長官表彰=鈴木信晴理事長▽中小企業基盤整備機構理事長表彰=齋藤良雄理事、渡邊龍司監事▽神奈川県知事表彰=松崎章理事、宮崎正男委員長▽横浜市長表彰=森田俊副理事長▽全国卸商業団地協同組合連合会会長表彰=木村仁副理事長、三橋美幸理事、鋤柄弘理事▽理事長感謝状=桐岡俊樹理事、井戸田芳幸理事、宮崎文王理事、手塚茂男専務理事、渡邉豊理事、真鍋隆輝監事
MDCは1976年11月、77社が参加する「横浜卸商業団地協同組合」として創立総会を実施。卸団地の建設が開始され、80年に団地が落成した。
現在は異業種84社で構成され、従業員1500人、年間売上高約3200億円を誇る。2012年からは食品・生活用品・医療などを扱う20数社を中心に、アウトレットセールを開始。毎月第4土曜日の開催日には、約3000人が訪れる人気イベントに成長した。 また、今後予想される人材不足に対応するため、横浜市立大学の地域貢献事業の指定を組合として受け、「採用・教育」の調査研究事業も推進。「ヒューマンリソースセンター」を構築し、採用環境の改善と人財教育システムをつくり、新業態開発に結び付けていきたい考えだ。
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