世代を問わず楽しめる「ゴスペルコンサート」が3月25日(土)、長浜ホール(京急線能見台駅徒歩15分)で開催される。開演は午後2時。出演はゴスペル歌手の金井恵理花さん(46)とオリジナリティあふれる音楽活動を展開するゴスペルスパークル、松山祥子さん(ピアノ)。最後はワークショップで練習した曲を会場一体となって歌う。チケットは大人2000円(中学生以上)、子ども500円(小学生)。申し込みは長浜ホール【電話】045・782・7371へ。
ゴスペルスパークルは金井さんが2013年、横浜で結成したグループ。現在は横浜や東京都内、仙台に複数の姉妹チームがあり母親と一緒の赤ちゃんから80歳まで約60人が在籍する。
結成のきっかけは2011年の東日本大震災。未曽有の被害を知った金井さんは「人生の力になればいいと思って音楽をやっているのに、何もできない。無力さを感じた」と当時の心境を振り返る。そんな中、心に浮かんだのは、黒人たちが逆境の中で歌ってきた「ゴスペル」だった。一時は「クリスチャンでもなく、黒人でもなく、英語も話さない私が歌うのは、冒涜なのでは」という思いから、ゴスペルを離れた金井さん。だが、「今だから歌えるジャパニーズゴスペルがある」と再挑戦を決めた。
ゴスペル音楽を「ネガティブな言霊がひとつもない。歌うとすごくポジティブになれる音楽」と評する。過酷な日常の中でもあえて辛いと言わず「Oh Happy Day」と歌う――その気持ちを「会場に居合わせた人とシェアしたい」と意気込む。「人生の後半はゴスペルで、日本を元気にしたいですね」と話した。
5組10人を招待
このコンサートに読者5組10人を招待する。はがきに〒住所、氏名、電話番号、紙面の感想を明記し、〒231―0033中区長者町2の5の14の2F、タウンニュース社金沢区・磯子区編集室「ゴスペル」係へ。3月16日(木)必着。
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