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中医学で健康な毎日を 蒸し暑い夏場の「フレイル」対策!
前回お話しした介護予防の新キーワード「フレイル」ですが、中医学では別段新しい考え方ではありません。足腰の衰えや疲労感、認知機能の低下など「フレイル」と言われるものは、臓器の機能低下や生命エネルギー(気・血・津液)の不足により、身心の働きが衰えた「虚労」と捉えています。
湿度が高い夏場に気をつけたい「フレイル」の一因は、脾(胃腸の消化吸収力)の機能低下です。脾は食物から生命エネルギーを体に取り込む働き(運化作用)があり、元気に過ごすための重要な臓器です。
湿度が高く蒸し暑い日が続くと脾の運化が失調し、気・血・津液が不足すると夏バテの要因にもなります。
「食欲不振」「普段通りに食べているけど、体重が減った」「疲労感が抜けない」などと感じている方は要注意!元々脾の運化が弱る高齢者は、筋力の低下を招き、積極的に水分をとっても吸収されずに水毒となってしまいます。肝心の血液は潤い不足で流れにくくなり、頭に血が行き渡らず、もの忘れの原因になることも。認知症を予防するためにも、日頃から脾を健やかに保ち、気・血・津液が体の隅々にまで行き渡るように心がけましょう。
漢方では脾の働きを助ける「健脾散顆粒」や「心脾顆粒」、元気と潤いを増やす「麦味参顆粒」などで、病気ではないが、弱った体をケアするフレイル対策で残暑を乗り切りましょう。
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中医学で考える春の「気象病」4月18日 |
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