金沢区・磯子区版 掲載号:2017年8月31日号 エリアトップへ

(一社)横浜市医師会の新会長に就いた 水野 恭一さん 都筑区在住 67歳

掲載号:2017年8月31日号

  • LINE
  • hatena

「利は義の和なり」

 ○…3700人を超える会員数を誇る全国有数の郡市医師会を束ねるリーダーに就任。前都筑区医師会会長で過去には市医師会の副会長を歴任し、医療機関情報検索システムの整備を始め、地域医療の充実を胸に活動を続けてきた。「国の方針をどのように横浜に落とし込むのか。金太郎あめ方式では上手くいかないこともある」。横浜型の地域包括ケアシステムの構築、地域医療構想、災害対策の3本柱を中心に舵を取る。

 ○…川崎市出身。中学、高校は神奈川区の浅野学園に通った。高校3年時は安田講堂事件など学生運動が盛んな世の中で、浪人の道を選択。その年の秋、「大きい会社で働くか、自分で力をつけて生きていくか」と父親から将来を諭された。「建築家も良いと思っていたら、親父に『(建築家も)初めは大きな会社でやらなければいけない』と教えられた」。悩んだ末、日本医科大学を受験し、医師への道を歩み始めた。

 ○…30代前半、「親や家族を食わしていきたかった」と、大学に残るか、開業するかの2択の中、一念発起し、都筑区に水野クリニックを開院。独り立ちした若き医師は当時珍しい土日診療を掲げ、地域の安心に向け邁進した。息子4人の学校行事に参加することはほぼなく、妻にも淋しい思いをさせた。それでも35年以上患者と向き合ってこれたのは、長男が小学生の頃に口にした「僕が尊敬するのは、野口英世とお父さん」という一言に救われたから。座右の銘は「利は義の和なり」。開院時掲げた土日診療は「何があっても続けていく。やめたら患者様に嘘を付くことになるから」

 ○…平日の休診日も神奈川県医師会の会議があり多忙な毎日を送る。趣味のゴルフもご無沙汰だ。現在、全国に先駆けて障害児在宅医療のモデルケース作りに奔走している。「重症身体障害児や脳性まひの子どもへの在宅医療を横浜から発信したい」。横浜全体の医療向上へ余念がない。
 

アピタ金沢文庫店 魅力を紹介⑫

10月30日、31日 10時~ 季節の花鉢プレゼント 先着100人

http://www.apita-kanazawabunko.com/ihaG8F

<PR>

金沢区・磯子区版の人物風土記最新6

五十嵐 裕子(ひろこ)さん

洋光台文化を創る会の副会長を務める

五十嵐 裕子(ひろこ)さん

磯子区洋光台在住 57歳

10月29日号

宝井 琴星さん

11月14日に金沢区の長浜ホールで講談「野口英世伝」を読む

宝井 琴星さん

港南区在住 72歳

10月22日号

尾城 杏奈さん

「ピティナ・ピアノコンペティション」の最難関ソロ部門・特級でグランプリを受賞した

尾城 杏奈さん

栄区在住 23歳

10月15日号

秋山 和義さん

公益社団法人大日本弓馬会・武田流の射手として活躍する

秋山 和義さん

磯子区丸山在住 48歳

10月8日号

林 善晴さん

横濱金澤シティガイド協会の理事長で7月から横浜ボランティアガイド協議会の会長を務める

林 善晴さん

金沢区寺前在住 72歳

10月1日号

今井 聖さん

句集「九月の明るい坂」を出版した

今井 聖さん

磯子区洋光台在住 69歳

9月24日号

あっとほーむデスク

  • 9月17日0:00更新

  • 9月9日18:45更新

  • 9月3日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年10月29日号

お問い合わせ

外部リンク