金沢区・磯子区版 掲載号:2017年10月26日号 エリアトップへ

関東学院大学硬式野球部の監督で神奈川大学野球連盟秋季リーグを制した 鈴木 聡さん 金沢区釜利谷西在住 46歳

掲載号:2017年10月26日号

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へこたれない心で

 ○…2012年春以来、11季ぶりの栄冠を手にした。「こみ上げてくるものがあった」と歓喜の瞬間を振り返る。リーグ戦に向けて取り組んだのは徹底したメンタルの強化。選手には練習中も常に全力疾走を続け、一球、ワンプレーに集中する精神面を伝えた。「主将を中心に毎日元気を与えてくれた」と選手に感謝し、「みんなが笑顔で喜んでいるところを見られたのが一番嬉しい」と優しく笑う。

 ○…大阪で生まれ、小学生で金沢区へ。釜利谷西小(当時)4年生の頃に地元の少年野球チーム「金沢ファイターズ」に入り、投手として活躍した。「バットとボールを持って遊ぶのが楽しかった。友人関係を学んだ」という。高校から外野手に転向。関東学院大4年の時には、大学野球日本一を決める全日本選手権で同校史上最高成績の準優勝に輝いた。「試合に出られる喜び、出られない悔しさも知っている」と語り、指導者になった現在はレギュラー、控えの部員が一丸となったチーム作りを心掛ける。

 ○…17年間コーチを務め、監督就任7年目。100人超の選手を支えるコーチ、トレーナーなど、スタッフ陣を信頼して「前に出過ぎず、視野を広げること」を意識する。日頃の練習では、現役時代に指導を受けた前監督の教えでもある「当たり前のことを当たり前にやる野球」を徹底。声を出し合うチームワークや全力疾走を続けることなど、野球に取り組む真摯な姿勢を伝えている。「勝負に負けても、もう一度立ち上がる『へこたれない野球』で挑戦を続けることが成長につながる」と信念を語る。

 ○…妻と高校生の息子2人と金沢区で暮らす。大学職員として学生の課外活動なども指導。幼い頃から生活の中心となる野球は「仕事と感じない」と微笑み、「選手と泣いたり笑ったりできることを幸せに思う。野球だけでなく、社会人としても立派に、前向きな人に育てたい」。へこたれない心で全力疾走を続ける。

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