神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

杉田小6年3組 「きれいで有名なまちに」 地域美化考え行動

教育

公開:2018年1月18日

  • LINE
  • hatena
学校周辺でごみ拾いする児童
学校周辺でごみ拾いする児童

 磯子区杉田にある市立杉田小学校(村上裕子校長)6年3組の児童は杉田のまちをきれいで安全な場所にしようと、1年間をかけて行う総合学習「杉田の時間」に取り組んでいる。

 6年3組は昨夏、学校周辺を歩くフィールドワークを実施。タバコの吸い殻などのごみが多く捨てられていることを知り、「安全できれいな地域として、杉田のまちを有名にしたい」という目標を定めた。

 その後はグループごとに実践できることを検討。ポイ捨て防止を呼び掛ける「タバコを捨てないあなたが好き」などのメッセージを書いたイラスト付きのポスター(案)作りに着手し、歩行者の目に入る場所に貼って注意喚起することを決めた。また、ごみが目立つ道路に名前(愛称)を付け、地元住民にその場所への親しみを持ってもらい、ポイ捨てを少なくしようと考えた。愛称の候補には杉田の”ゆるキャラ”「ウメニー」を活用した「ウメニーゴミ0(ゼロ)通り」や「クリーンロード」などが挙がる。

 1月11日には、児童が区役所職員らと一緒に学校周辺を清掃した。自分たちが住む地域を理解し、まちのためにできることについて考え、より説得力あるポスターの制作や愛称決定につなげようという思いからだ。稲木詩さんは「愛着が湧く名前を付けてポイ捨てをなくしたい」と意気込む。

 今後は1月20日に行われる同校の授業参観「杉田っ子発表会」などを通じて他クラスの児童や教諭、保護者らの意見を取り入れながら、まちの美化に向けた活動を推進していく。

 6年3組はそのほかにも、街灯が少なく、夜に危険を感じる道や杉田駅周辺に不法駐輪が目立つことなどを調べた。担任の鬼澤大地教諭は「子どもだから気付けること、出せるアイデアがあると思う」と話す。地域美化と安全に向けて”小学生ができること”を行動につなげたい考えだ。
 

医療法人社団 船洲会 船洲会歯科診療所

1962年に開業して以来、60年以上地域の歯科診療を担ってきた総合歯科診療所

https://rarea.events/event/196140

<PR>

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

初のソロアルバムを発売

森東小出身ラッパー

初のソロアルバムを発売

Mummy-Dさん「磯子は原点」

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月28日

「色弱」の存在知って

「色弱」の存在知って

金沢区在住・杉山さん

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

鉄道模型や写真を公開

元プロ野球選手屋鋪要さん

鉄道模型や写真を公開

杉田劇場で19日まで

3月14日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook