磯子区森にある関東病院(梅川淳一病院長)で2月22日、介護生活にならないための知識や予防法などを学ぶ公開講座が開かれた。
同院看護部長の古澤友美さんは身体機能や認知機能が低下し、虚弱していく「フレイル」という言葉などについて説明。家の中での転倒が原因で介護生活になる高齢者が多いことなどを指摘し、「自分の家の中をよく見て、転ばない住環境を整えてほしい」と訴えた。
その後は座りながらできる健康体操などを指導。参加者は両手を重ねて体をひねる運動などを学んだ。70代女性は「取り入れられるものは生活の中で試していきたい」と話した。
講座は同院が屏風ヶ浦地区連合町内会と協力し、3年前から継続している。同連合町内会の齊藤陸男会長は「(病院は)健康への知識を深めてくれる場所。地域全体に普及させたい」と話した。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|