「外国人に自慢できる神奈川・フォトコンテスト」の結果がこのほど発表され、金沢区柴町在住の岡本峰彦さん(46)の「shomyoji in the snow」が応募総数1064点の中から最優秀賞に選ばれた。
神奈川集中観光キャンペーン実行委員会が主催する同コンテスト。国際的なイベントが開催される神奈川県の魅力を発信することを目的に、昨年11月から1月末までを応募期間とし実施された。
岡本さんは「神奈川ならではの風景部門」に応募。金沢区の魅力を伝えようと、金沢町にある称名寺を題材にすることを決めていたがアングルなどに悩んでいたという。そんな中、1月下旬に大雪が降り、雪に覆われた称名寺を思いつき、翌日早朝に撮影した。岡本さんは「歴史ある金沢区といえば称名寺が頭をよぎった。雪が降り運にも恵まれた」と受賞を喜んだ。審査員からは「雪の日にそこに行く行動力と自然の変化を逃さなかった力量が感じられる。神奈川にあって日本をイメージさせる素晴らしい作品」と評価された。
NZ(ニュージーランド)きっかけに
20代半ばに、カメラ屋に勤務し写真の基礎を学んだという岡本さん。27歳の時にワーキングホリデーで訪れたニュージーランドの自然を写真に収めたことをきっかけに、写真が趣味に。35歳の時にニュージーランドを再訪。帰国後、風景を写真集にし、自費出版した。
「これまでは日本人から見た外国の風景を撮り続けてきた。今回は、逆に日本人として日本の良さを外国の方々にPRしたかったので応募を決めた」と岡本さん。今後にむけては、「人に喜んでもらえるような写真を撮り続けていきたい」と話した。
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