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京急電鉄 空き家借り上げ再生 能見台通に第1号完成

社会

掲載号:2018年4月26日号

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完成した能見台通の物件
完成した能見台通の物件

 京浜急行電鉄が実施する空き家のサブリース事業「カリアゲ 京急沿線」で、このほど、物件第1号が金沢区能見台通に完成した。現在、借主を募集している。同社は、沿線活性化のため、今後も様々な空き家対策事業に取り組むとしている。

 「不法占拠や火災が心配」「木が茂って景観が悪い」など地域への悪影響が懸念される空き家問題。京急電鉄はこうした課題に対応するため2017年4月、「カリアゲ」事業を立ち上げた。空き家オーナーから物件を借り上げ、持ち主に自己負担がかからないよう同社がリノベーションした上で、賃貸物件として再生させる。オーナー募集と賃貸管理は京急不動産が担当。物件の築年数や耐震強度を見ながら、借り上げだけでなく売却などの選択肢を提示する。

 今回、リノベーションされた物件は築25年の木造平屋建てで51・75平方メートル。施工は業務提携した住宅改修会社ルーヴィス(南区)が担当した。同社は空き家の再生に力を入れており、15年から東京で空き家を借り上げて改修しサブリースするサービスを提供してきた。「古くて貸しづらい物件」を「新築では作り出せない価値ある物件」へと作り変えている。

地域は運命共同体

 総務省が5年ごとに行う住宅・土地統計調査によると、13年の横浜市の空き家率(住宅総数に占める空き家の割合)は10・09%。08年調査の9・66%から0・43ポイント増加している。戸数は市で約17万8千戸、金沢区は7990戸だった。

 「ご両親の不動産を相続された方などからの相談は定期的にあり、需要は感じている」と京急電鉄の担当者。能見台地区で新たに2件の施工も始まるという。「沿線地域と鉄道事業者は運命共同体。空き家を少しでも減らし、地域の景観や防犯に寄与することは沿線活性化にもつながる」。同社は今後も様々な空き家対策に取り組む考えだ。

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