市資源循環局が約2千人の市民の写真を使った食品ロス削減を呼びかけるモザイクアートポスターを制作した。ポスターは市営地下鉄ブルーラインや市営バス、シーサイドラインのほか、区役所や地域ケアプラザといった公共施設に5月末まで掲出されている。
おにぎり230個分
同局3R推進課によると、市内で本来はまだ食べられるにもかかわらず廃棄されている食品は年間およそ8万7千トンにのぼる。この数字を市民1人当たりに換算すると約23kgで、おにぎり約230個分に相当。約1万7千円分の食料が捨てられている計算になる。
この「食品ロス」削減へ向けた啓発活動の一環として、同局では昨年度、市内各所で催されたイベント会場で食品ロス削減へのメッセージを記したプレートを手にした市民の写真を撮りためていた。
2102枚の写真を組み合わせたポスターは白地に「FOOD」の字が浮かび、「O」の文字の中に笑顔と「大切にする、わたしが好き。」というメッセージが記される。
今年度も市内イベント会場で「MOTTAINAIモザイクアート」への参加を呼びかけ、集まった写真で同様のポスターを制作する予定。
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