県政報告 「かながわサポートケア企業」の認証制度創設 神奈川県議会議員 あらい絹世
県では6月12日、従業員の「仕事と介護の両立」を積極的に支援する県内の優良企業を「かながわサポートケア企業」として認証する制度を創設しました。この認証を受ける事で【1】県の労働機関紙、セミナーなどで認証企業を積極的にPRする【2】自社の広報に認証マークを使用できる【3】県の入札参加資格登録で優遇措置が得られます。働き盛りの人たちが親や配偶者の介護のために仕事を辞めたり、転職を余儀なくされたり、大きな生活不安を抱えるようになってしまうケースがあり、その支援策が大きな課題になっています。
国の調査では、介護離職した人たちは毎年約10万人に上ります。問題の対策には、両立して働き続けられるよう企業の理解や支援策の在り方が重要です。更に、行政が企業の取組を後押しするような施策も有効ではないかと考え昨年12月の代表質問で「介護離職防止に向け、優良な取組を行っている企業を県が認証する制度の創設」を県に提案し、今回の認証制度の創設に至りました。この制度により介護離職者が減ることを期待します。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>