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横浜高野球部 初の夏3連覇で甲子園へ 鎌倉学園に雪辱果たす

スポーツ

公開:2018年8月2日

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今大会から新調された優勝旗をスタンドに掲げながら行進する齊藤主将(右)ら横浜ナイン
今大会から新調された優勝旗をスタンドに掲げながら行進する齊藤主将(右)ら横浜ナイン

 第100回全国高等学校野球選手権記念南神奈川大会の決勝が7月29日、横浜スタジアムで行われ、横浜高校(金沢区能見台通)が鎌倉学園を7対3で下し、3年連続18回目の優勝を果たした。同校の夏3連覇は初めて。

 決勝の相手は、万波中正選手(3年)が「一番意識するチーム」と話した鎌倉学園。昨秋に8対15で8回コールド負けを喫し選抜への道が絶たれた因縁の相手だ。

 雪辱に燃えるチームは初回から相手を圧倒。4番万波選手のフェンス直撃となる2点二塁打で先制すると、3回にはまたも万波選手が特大の2点本塁打を打ちリードを広げた。守っては先発したエースの板川佳矢投手(3年)をバックがノーエラーで支えた。最終回、粘る鎌倉学園の反撃を及川雅貴投手(2年)が抑え、雪辱を果たした。

 万波選手は「この試合にかける思いは誰よりも強かった。甲子園では、3年生全員で長い夏にしたい」と甲子園での戦いを見据えた。

 エースの板川投手は決勝前日、コールド負けした鎌倉学園戦の動画を見て気持ちを奮い立たせた。「正直、見るのは嫌だったが、修正点を確認して試合に臨めた」と話した。

 平田徹監督は、2015年秋の監督就任以来、夏は負けなしの20連勝。「今大会は、3年生のチームを引っ張る力、まとめる力が大きかった」と大会を振り返った。

主将中心に団結

 昨秋の敗戦以降、チームは1カ月ほど練習で声も出ず「この時期が一番しんどかった」と齊藤大輝主将(3年)。「このままで夏に勝てるのか」。不安な気持ちを吹っ切らせたのは、平田監督からかけられた「主将のお前が引っ張らないとチームは変わらない」との言葉だった。「ダメなプレーだと思ったら、中心選手にも厳しい言葉をかけてきた」。チームは主将を中心にまとまりをみせた。

 過去2回の甲子園では、2回戦、初戦敗退と結果を残せていない。昨年も主力で出場し悔しい思いをしている齊藤主将は「100回目の節目の甲子園。横浜高校の名前を歴史に刻みたい」と日本一を目標に掲げる。

 甲子園大会は、きょう8月2日に組み合わせ抽選が行われ、5日に開幕する。

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