長野県で7月29日に開催された「第11回全日本ジュニアテコンドー選手権大会」で、時田里緒さん(関東学院中学1年・岡村在住)が中学生女子マイナス37kg級で優勝し日本一に輝いた。昨年、小学6年生の部で優勝しており、連覇を達成した。
時田さんは、小学1年からこの大会に出場。学年別での対戦となる小学生の部では、3、4、6年生で優勝した実績を誇る。4月から中学生となり、今大会から学年がフリーとなる中学生の部のマイナス37kg級に出場した。
全日本大会は、シード選手を含む各予選を勝ちぬいた9人のトーナメント戦で実施された。不戦勝の初戦、準決勝と勝ち進み、決勝戦の相手は、小学生の時に何度も対戦してきたライバル選手。1分30秒の3ラウンドで、有効ポイントにより争われた試合では、2ラウンド終了時までリードするも、最終ラウンドの残り10秒で同点に。残り5秒で蹴りが決まり試合を決めた。
大会前、時田さんは体の大きな上級生と戦うことを想定してきたという。相手の動きを落ち着いて見ること、反応速度をできる限り早くすることを目指し練習に取り組んできた。「中学生となり初の全日本だったので、どうしても優勝したかった。決まった瞬間はうれしかった」と喜んだ。
負けず嫌いな選手
時田さんは、中区の道場「炫武館」に週5日通いトレーニングを積んでいる。姜炫淳師範は「とても気持ちの強い選手で負けず嫌い。過去の大会で負けた悔しさを忘れずに練習に取り組んでいる。今大会ではこれまでの経験も活かすことができたのでは」と話した。
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