磯子区内を中心に奉仕活動を行う横浜磯子ロータリークラブ(津留崎基行会長)の会員が8月10日に磯子消防署を訪れ、VR(バーチャルリアリティー)機器を7台寄贈した。
VR機器とは、スマートフォンなどの映像を3Dで見ることができるもの。寄贈式典では、津留崎会長から加賀谷敦己署長に目録が手渡された。加賀谷署長は「これまでの防災指導などは、応急救護や消火器の使い方などに限りがあった。映像を駆使した新しい技術を訓練や体験に取り入れることができる」と感謝を伝えた。津留崎会長は「市民の防火・防災意識の普及啓発や防災力強化に役立ててもらえれば」と話した。
子どもたちが体験
VR機器は、8月16・17日に磯子消防署で行われた、児童らが消防の仕事に触れるイベント「キッズわくわく消防体験塾」で早速、使用された。児童は、高さ30メートルのはしご車をVR機器で疑似体験した。消防士が撮影した映像を見た児童は「段々高くなっていき、首をふると景色が違ってみえた。本当に登っている感覚になった」と感想を話した。
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