三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド(金沢区白帆)が9月2日、一時閉館した。閉館セレモニーでは地元小中学校の児童生徒がステージイベントを実施したほか、未来へのカウントダウンも。再開業は2020年春を予定している。
午前9時の開店時間、駐車場はすでに満車で長い列に。開店と同時に多数の客が目当ての店舗に走る姿が見られた。来館者からは「並木に住んでいて20年間、通った。非常にさびしい」「再開を今から楽しみにしている」などの声が聞かれた。
閉館セレモニーは、「未来ある地元の子どもたちと」というコンセプトで実施。並木第一小学校の3、4年生によるソーラン節や富岡東中学校の吹奏楽部の演奏が披露され、最後の一日を盛り上げた。
同施設の中村哲所長は「(閉館に際し)多くの心温まる写真やメッセージをいただき、皆さまの深い思いやりを感じた。再び皆さまと一緒に新たな歴史を刻んでいくことを願ってやまない」とあいさつ。およそ1年半後の再会を誓った。最後は金沢区の國原章弘区長も出席し、「未来へのカウントダウン」を行った。
この日の来館者数は通常の2、3倍で正月並みだったという。沿線を運営する横浜シーサイドラインは、ゴールデンウィーク規模となる約100本を増便して対応した。同社担当者の二葉芳正さんは「私たちにできることは輸送力の増強。沿線を盛り上げてきた同じ仲間として、やれることはやらせていただいた」と話した。
店舗数約2倍に
同施設は1998年9月、日本初の本格アウトレット施設として開業。20年にわたり、営業してきた。再開業は2020年春を予定している。
今回の建替えにより店舗数は現在の約80店から150店と約2倍に。国内外のファッションブランド、高感度セレクトショップ、キッズ、スポーツ&アウトドア、生活雑貨など幅広い商品を充実させるという。
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