神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

(仮称)BRANCH横浜南部市場 賑わいエリア着工 来年9月オープンに向け

経済

公開:2018年9月20日

  • LINE
  • hatena
地鎮の儀などで安全を祈願
地鎮の儀などで安全を祈願

 金沢区鳥浜町の横浜南部市場に建設される複合商業施設「(仮称)BRANCH(ブランチ)横浜南部市場」の安全祈願祭と起工式が9月13日、関係者らを招き行われた。同施設は来年9月のオープンを予定している。

 2015年3月末に、中央卸売市場の役割を終えた横浜南部市場。横浜市は加工・配送、流通で本場を補完する「物流エリア」と、食を中心とした賑わいを創出する「賑わいエリア」に分け、事業を進めてきた。

 17年には「賑わいエリア」の事業者に大和リース株式会社が決定。【1】発見「いつも新鮮な発見がある店舗群」【2】体験「五感で食を体験できるコンテンツ」【3】発信「地域の食と食文化の発信」の3つを基本コンセプトに整備と運営を行っている。

 年内には同施設のテナントが決まってくる予定。地元色が打ち出せるよう、県内企業を中心にしたい考えだ。オープンは来年9月、ラグビーW杯前を予定している。「市場の事業者の方々と力を合わせてにぎわいを創出し、より一層、南部市場を盛り上げていきたい」と大和リース横浜支店流通建築リース営業所の藤本真司所長。また、地元の学校や商店街、自治会など周辺団体と連携を図りつつ、食関連のイベントなどの開催も検討している。

 開業に向け、市は市場前の国道357号線の車線拡幅工事などを実施。また、シーサイドライン南部市場駅からの歩道橋の延伸工事も行う。

関係者と連携も

 工事は開始されたが、市場内の食品関連卸売センターや水産棟の店舗は、通常の営業を継続している。横浜南部市場水産業協同組合の瀧澤博理事長は新施設に対し、「新たな賑わいの創出に期待したい。また、連携できるところは協力を惜しまない」と話す。期待と不安の入り混じった眼差しを向けるのは、南部市場共栄会の柴岡義幸理事長。「人が集まる仕組みを作ってもらう以上、それに応えて商売しないと。営業時間や内容など変化が必要とされるので、どう変われるかが鍵」と話した。
 

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

ランドセルを海外へ寄付

金沢区PTA連絡協議会

ランドセルを海外へ寄付

15の小中学校から352個

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月11日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

4月4日

磯子の小学生と交流

プロバスケ横浜BC

磯子の小学生と交流

初のホームタウン企画

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook