金沢紙芝居の会「かなみん」がこのほど、金沢に伝わる昔話を題材に初のオリジナルとなる紙芝居を完成させた。このおひろめ会を10月17日(水)、金沢公会堂多目的室(区役所2階)で開く。午前11時からと午後2時からの2回公演。入場無料、入退場自由。
同会は2015年10月に発足。これまで区役所所有の金沢の民話の紙芝居などを図書館や地域ケアプラザなどで演じてきた。
そんな中で芽生えた「自分たちの紙芝居で公演したい」という思い。金沢区制70周年に向け、オリジナル作品の制作に乗り出した。地元に伝わる話から「筆捨の松」や「へそ薬師」など紙芝居にしやすい話を選び、調査を開始。様々な資料を照らし合わせたり、物語に出てくる寺社を取材したりしてストーリーを編み上げた。「事実から外れないように気を使いつつ、楽しめるように脚色するのが難しかった」とメンバー。こうして、全7作品が出来上がった。棚橋一三会長は、「演者だからこそ楽しめる紙芝居が作れたと思う。おひろめ会はたくさんの人に見ていただきたい」と話した。
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