本を通じて人とつながる「まちライブラリー※」の活動が全国で広がっている。金沢区では昨年、趣旨に共感した施設・団体が「つながりライブラリー」と称して立ち上げ。11月に富岡・並木地区で、3施設連携した初のワークショップを開催する。
今回の「つながりワークショップラリー」の開催を呼びかけたのは、並木北コミュニティハウス(並木第一小内)の大橋弘昭館長。「並木北コミハは小学校内にあるため、『入りにくい』という声をよく聞く。複数の施設で連携した催しをすることで、各利用者が他の施設を知るきっかけになればと思った」と企画意図を話す。付き合いのあるコミュニティサロン「ジュピのえんがわ」(富岡東3の14の47)と「並木地域ケアプラザ」(富岡東2の5の31)に声をかけ、実現した。小学校内のコミハを利用する子育て世代には、ジュピやケアプラのことを、ケアプラの高齢者にはコミハを知ってもらうことで、利用者の回遊を狙う。
イベント内容は絵本の巡回展示やお話会、ミニ工作のワークショップ(内容・日にちは表参照)。各施設のワークショップに参加し、スタンプを集めると、ジュピのえんがわで景品がもらえる仕組みだ。大橋館長は、「今年度はどんなことができるか、試している状態。来年度以降で区内に広がっていけば」と展望を話す。来年1月には第2弾として、上映会ラリーを企画している。
※まちライブラリー…施設の一角に本を持ち寄り、感想などを通して交流する「本で人をつなぎ地域をつなぐ」活動
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