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焼肉のたれ自販機が登場 鳥浜町の武居商店が設置

社会

公開:2018年12月6日

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自販機をアピールする武居さん(右)と菜原さん
自販機をアピールする武居さん(右)と菜原さん

 近年、ピザやおでんなどさまざまな変わり種自動販売機が登場し、注目を集めている。金沢区にも、焼肉のたれの自販機が初出現。液体調味料などを製造販売する武居商店(武居正則代表取締役/鳥浜町13の1)が設置し、11月20日から販売を開始した。

 武居商店社屋の横に設置された自動販売機で販売されているのは、2種の焼肉のたれ(甘めの「金」・ほんのり辛い「赤」)と牛鍋のたれ。ペットボトルにつめられたたれが1本590g各350円で置かれている。販売開始から1週間で約50本が売れたという。

 「思っていた以上に反応が良かった。張り紙をしていると周辺のトラックの運転手たちが興味を持ってくれるよう」と話すのは、武居商店の武居順平さん。最初は興味本位でも、味を知ってリピーターになってもらえればと期待を込める。

 同社は明治初期の1872年に創業。当初は牛脂の製造販売や皮用原皮部の販売をしていた。1970年から「がらスープ」の生産を開始し、ドレッシングや焼肉のたれなどの液体調味料を展開。企業や飲食店などに商品を卸してきた。

 だが、「長年、横浜で商売をしているが、地元の取引先は意外と少なかった」と武居さん。これからの時代、地元に根差した商売も必要となる――そんな思いから、一般消費者にも販路を広げようと昨年、自社ブランドを立ち上げた。

「商品広く知って」

 1年前に「工場直売のMDCアウトレットセール」に初出店。自社ブランド展開を担当する菜原将さんは「思った以上に売れた。直接お客様にふれあう機会が出来て嬉しかった」と話す。

 また10月には、「Aozora Factory」に参加。地元食材とコラボしBBQを行った。武居さんは「まだ知名度が低く、地場の人に知ってもらうため、地元企業と連携しイベントなどに積極的に参加していきたい」という。自動販売機も「商品を知ってもらう」手段の一つだ。「今後はもっとラインナップを充実させたい」と話した。
 

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