川崎市で12月21日から23日まで行われた「第25回全国高等学校対抗ボウリング選手権大会」女子の部で、恩田夏好(なつみ)選手、徳永愛梨選手(1年)ペアの県立釜利谷高校(金沢区釜利谷東)が3位入賞を果たした。同校女子の3位は18年ぶり。
この大会は学校対抗の2人チーム戦。「ボウリングの甲子園」とも呼ばれており、高校日本一を決める大会だ。女子の部は今大会、全国の予選を勝ち上がった23チームが出場した。
9ゲームを行い、合計得点で争われる予選で恩田、徳永ペアは3位に入り決勝トーナメントに進出。1ゲームマッチでのトーナメント戦では、1回戦で大分高校に395対339で勝利。予選2位通過の堀越高校(東京)との準決勝に敗れ、3位となった。
「3位で予選を通過できたので、優勝を狙っていた。結果は嬉しいが準決勝では焦りもあってミスが出てしまい悔しさも残った」と恩田選手。徳永選手も「予選が好調だっただけに、嬉しさもあり悔しさもある3位」と大会を振りかえった。
「全国目指そう」と勧誘
金沢区在住で小田中学校卒業の恩田選手。小学1年生からボウリングを始め、3年前に閉館した新杉田ボウルの教室に通い力をつけてきた。川崎市出身の徳永選手とは小学校5年生の県大会で出会い、意気投合。中学は別々のチームに所属するも「高校で一緒に全国を目指そう」と恩田選手が徳永選手に声をかけ、強豪として知られる釜利谷高校に入学した。
「ストライクを何度も続ける”ビッグゲーム”が持ち味」という恩田選手に対して、「スペアをとり続けられるのが強み」という徳永選手。2人は試合中ミスが出ても落ち込まないように、明るく投げることを心がけているといい「仲の良さ、チームワークはどの高校にも負けない」という絆で今大会を勝ち上がった。
今後は、3月の全日本選手権での上位進出を目指す。
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