京急線杉田駅そばの杉田第2踏切の拡幅がこのほど完了した。
同踏切はこれまで、幅5・6mで車道と歩道が明確になっていなかった。今回は、1・6m拡幅。幅5mの車道の両側に合わせて2・2mの歩行者空間を確保し、歩行者空間にカラー舗装を施した。
同所は遮断時間が長く、駅前の商店街の混雑を避けた車両が短時間に多くの歩行者と同時に横断しており、接触事故の危険があった。また、杉田小学校の通学路にもなっており、2012年にはスクールゾーン対策協議会などが安全対策の要望を市に出していた。
これらを受けて市は15年度に「横浜市踏切安全対策実施計画」の中の歩行者対策が必要な踏切に指定。17年に市と京浜急行電鉄が協定を結び、磯子土木事務所と連携して整備を進めてきた。杉田小学校の若色昌孝校長は「以前からの要望がようやく実を結び、児童だけでなく地域の方々も安全に横断しやすくなり、嬉しい」とコメントした。
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