子は社会の宝 神奈川県議会議員 かやの誠
自分を愛する事が出来なければ、他の人を愛する事もできない。自分を愛し、人を愛し、地域を愛し、国を愛する人を作ることがこれからの教育に課された課題です。
昨今、幼い子供が所在不明や遺棄、虐待など子供に関する事件が後を絶ちません。基本的には子供の養育は親の責任ですが、子供の成育過程における社会環境の整備は行政の責任です。
現在のように幼い子供の命が奪われる事例の多さに対して今の社会のありようが問われています。
子どもはやがて成長して、社会の一員として社会に貢献できる担い手として将来社会で活躍できる人たちなのです。
まさに、子は社会の宝であり、この磨けば光る宝をないがしろにしない社会づくりが必要です。そのための社会システムの構築に行政は最大限の努力を払わなければならないと考えます。
子育て支援
近年、子育て支援というと、保育所など、とかく子どもを預ける環境整備に注目が集まっていますが、それだけでは、十分ではないと思います。
子育て支援は、子どもと、その子どもを育てる親の両方への支援があって、はじめて効果が上がるものと言えます。特に、母親の子育てへの負担感などを減らしてはじめて、子どもを産み育てることの素晴らしさを母親が実感できるものと思います。
子育ては、1日も休むことのできないものです。
一昔前なら、初めての子育てで、両親や祖父母に育児経験を教えてもらい、近所の人たちに子どもの面倒を見てもらったりするなど、周囲に助けてくれる人がいました。しかし、核家族化が進み、近隣との関係も以前とは違います。
私は、児童虐待のニュースを耳にするたびに、両親や子供などからのSOSのサインを早めに周辺が察知し、サポートできる取り組みができないものかと考えます。
施策を通じて、若い両親が地域との関わりを深める方策も必要と考えます。親の心の安定が、子供の健やかな成長に寄与するものと考え、行政施策を推進してまいります。
さらに、未熟な親による虐待が連日のように報道されています。児童相談所は子供にとっては自分の身を守る最後の砦です。行政はこのことをしっかり認識する必要があります。
かやの誠
〒231-8588 横浜市中区日本大通1
TEL:045-210-7620
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