横浜八景島のジェットコースターのすぐそばで育ったコンブの今期最後の収穫が3月下旬に行われた。これは、里海イニシアティブのコンブの力で脱温暖化に取り組む「ブルーカーボン ヨコハマ コンブプロジェクト」の一環。2015年から活動を開始し、収穫は4回目。11月に種付けしたコンブが4カ月程度で約3mに成長した。収穫は関東学院大学の学生や関係団体などから約50人のボランティアが参加。約5tのコンブが水揚げされ、洗浄や剪定を経て10kgずつ袋づめにされた。
本来は年間を通じて水温の低い地域で栽培されるコンブ。金沢漁港沖では、冬季のみ栽培するため、柔らかい。広報を担当する佐藤都世子さんは「コンブは二酸化炭素を吸収してくれるブールカーボンの働きもある。この金沢産のコンブをもっと多くの人に知ってほしい」と話す。
4月6日、市場で販売
こうして収穫した「浜あげ生こんぶ」が、4月6日に行われる南部市場水産棟土曜市で販売される。価格はワンコインの500円。”シャキコリ”とした歯ごたえが特長だ。「しゃぶしゃぶやサラダ、酢の物はもちろん、細かく切って天ぷらや餃子に入れたりしても美味しい」と佐藤さん。
またこのコンブは、今年度から横浜発のオンリーワン商品を認定するヨコハマ・グッズ 横濱001(ゼロゼロワン)にも選ばれている。
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