神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

バドミントン社会人選手権 金沢区ペアが全国優勝 35歳以上男子の部で

スポーツ

公開:2019年7月4日

  • LINE
  • hatena
優勝した熊倉さん(左)・宮下さん(右)
優勝した熊倉さん(左)・宮下さん(右)

 6月15日から3日間にわたり仙台で行われた「第12回全国社会人クラブバドミントン選手権大会」の35歳以上男子の部ダブルスで、金沢区六浦在住の宮下英之さん(36)と同六浦南在住の熊倉佑さん(35)ペアが初優勝を果たした。さらに、熊倉さんは男女混合ダブルス合算60歳以上の部でも優勝し二冠を達成した。

 これは公益財団法人日本バドミントン協会と日本社会人クラブバドミントン連盟が主催する全国大会。宮下さんと熊倉さんが優勝した35歳以上男子の部ダブルスには全国から16組がエントリーした。

 決勝戦の相手は、同じく社会人バドミントンの大会である「全日本シニアバドミントン選手権大会」の優勝経験もある強豪ペア。宮下さんは「背が高くスマッシュも強い相手の勢いに負け、当初は守りに入ってしまった」と序盤を振り返る。結果、1セット目は14―21という大差で落としてしまう。

 「ここまで来たらミスを恐れず攻め込もう」。気持ちを切り替え、挑んだ2セット目。熊倉さんの持ち味である力強いアタック力で果敢に攻め込み、接戦に。21―16、21―16と連取し逆転で勝利をつかんだ。「(バドミントンは)その場の状況によって実力差を覆せる競技。勝因は気持ち」と試合を振り返った。

 2人の体力作りも功を奏した。バドミントンは運動量が激しく、試合終盤に足をつってしまう選手も少なくない。体力が続かず悔しい思いをした経験を持つ宮下さんは、周囲も驚く量のトレーニングをこなす。熊倉さんも今大会に合わせランニングを始めた。「新たな練習が自信になり結果に繋がった」と分析する。

目指すは二冠

 宮下さんは地元・横浜高校に通っていた頃から実力者として有名だったという。そんな宮下さんに熊倉さんが声をかけ、6年ほど前にペアを結成した。熊倉さんは「話してみたら気が合った。強い人と組むとモチベーションも上がるから」と話す。異なる社会人クラブチームに所属するため、普段の練習は別々に行うが、試合前は、互いに時間を合わせ追浜の体育館で汗を流す。

 現在、2人は山梨県で7月20日(土)・21日(日)に開催される「関東シニアバトミントン選手権大会」に向け調整を重ねる。宮下さんは「気持ちで負けない試合で、このままの勢いに乗って二冠を狙いたい」と意気込んだ。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

ランドセルを海外へ寄付

金沢区PTA連絡協議会

ランドセルを海外へ寄付

15の小中学校から352個

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook