8月に並木で開催される「令和元年納涼盆踊り」。それに向け、並木第一小学校・虹の広場で6月からの毎週土日、練習に励んでいたのは盆踊りで活躍する「並木太鼓」だ。最年少の川村蓮さん(小3)は6月22日からメンバーに加わった。
並木地区の盆踊りが始まってから40年間、太鼓で盆踊りを盛り上げている並木太鼓。現在のメンバーは約20人で口コミで集まった地域の人を中心に活動していたが、近年人数が減少している。それを受け、同団体は今年初めて太鼓叩きの募集チラシを作成。並木地区の施設を中心に磯子スポーツセンターなどにも募集チラシを設置し、参加を呼びかけた。
川村さんはそのチラシを見て練習場を訪れたという。「盆踊りで太鼓を見てかっこいいと思ってた。太鼓を叩くのは楽しい。早くもっと上手く叩けるようになってこれからもずっと続けていきたい」と話す川村さん。40年間、並木太鼓を指導し、音作りも担当している古川嵩さん(75)は「久々の新人。素直でとても筋がいい」と目を細める。
代表を務める佐々木博明さん(50)は「盆踊りの太鼓という伝統を残していきたい思いで、初めて募集した。来年からも引き続き募集するので並木を中心に、地域の人たちにぜひ参加してもらいたい。太鼓叩きが地域の活性化にも繋がれば」と熱をこめた。
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