金沢区で活動する「金沢華道会」に7月12日、神奈川県立金沢文庫で県教育長の桐谷次郎氏から感謝状が贈呈された。華道会は15年以上にわたり、毎週同施設のエントランスホールに花を生けている。
教育長から感謝状を直接手渡された金沢華道会会長の河野一峰さんは「とても光栄です」と感極まった様子を見せた。同施設の湯山賢一文庫長は「長年にわたり、途切れることなく四季折々のお花で館内を綺麗に飾って頂き、とても感謝している」と話した。
エントランスの花は様々な華道の流派で師範を務める会員21名が毎週交替で生けている。「お花で、訪れた人の心を少しでも和ませることができれば、という奉仕の気持ちを持って活動しています」と河野会長。
70年以上、区内で活動する金沢華道会は、県立金沢文庫だけでなく金沢地区センターでも毎週、区役所に年に1回、花を生けている。花を飾っている最中に、通りすがりの人から「いつも楽しみにしています」、と声をかけられたり「毎週撮っている」と写真を見せてもらうこともあるという。
「施設に飾る花を生けるときは華道展の作品を作る時とはまた別の緊張感がある」と話すのは副会長を務める斉木一美さん。「施設に飾ってあるお花をきっかけに、少しでもお花に親しんでもらいたい」と思いを話す。華道会は今後も、地域への奉仕の気持ちで区内施設を生け花で彩る。
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