おにぎりをにぎり、食べながらワクワクすることを考えよう――。磯子区の洋光台地区で「おにぎり会議」が6月30日に開催された。幼児から中学生、高齢者など幅広い年代が、アイデアを出しあい地域活性化について意見交換を行った。会議で出た案は、今後実現を目指し活動していくという。
洋光台地域ケアプラザと地域活動ネットワーク・洋光台”わっふる”が主催するこの会議は、一昨年から春と秋の年2回開催し今回で4回目。会議は午前10時から午後1時まで。「お昼を過ぎるとお腹がすくので、参加者同士でおにぎりをにぎり、食べながら話し合っています。会議名もこれが由来です」。こう説明するのは、事務局を務める洋光台地域ケアプラザの澁谷栞さん。参加者は、自治会や子育て広場で活動している人やサロンを運営している人など様々。「みんなフラットな立場で会に参加してほしい」とのことから代表者を設置していない。誰でも気軽に参加できるのが特徴だ。
世代間交流にも
第4回となった今回は43人が参加。「洋光台で実現したいこと」をテーマに6グループに分かれてアイデアを出し合った。「フリーマーケットの開催」「足湯の設置」「料理教室で合コンを開催」「トレジャーハントの実施」「洋光台に劇場を作りたい」「南公園で防災キャンプを実施」の6案が発表された。今後、実現に向けて動き出す。
また、「小さいお子さんが高齢者に握り方を教わることもある」と、おにぎりが世代間交流の促進につながっていると澁谷さんは話す。
お花見ウォーキング実現
会議で出た案ですでに実現している企画もある。「お花見ウォーキング」はその一つ。昨年初めて開催し、今年3月に行われた2回目には約100人が参加した。11月の「わっふるまつり」も会議から開催に至った企画だ。
第4回の会議で出た6案の中で実現可能な企画はわっふるまつりの中で開催できるかを検討していく。
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