振り込め詐欺を未然に防いだとして磯子区在住の平戸富久子さん(71)と小林夕子さん(38)に磯子警察署から感謝状が贈呈された。
平戸さんと小林さんは7月10日、杉田1丁目で携帯電話で通話をしながらATMを操作していた区内在住の70代女性の行動を不審に思い声をかけ、被害を防いだ。2人はこのときが初対面だった。
平戸さんは「誰かに指示をされながら操作をしているのがおかしいと思った。1人で声をかけるのが不安で、小林さんにも協力してもらった」と話す。協力に応じた小林さんは被害者に、誰と電話して、何をしているのかを確認。「還付金が戻ってくる」と話す被害者に代わり電話に出たが、相手に違和感を覚えたため、すぐに銀行に連絡した。「未然に防ぐことが出来て本当に良かった。被害を目の当たりにしたことで、より意識が高まった」と小林さんは話す。
今回の被害防止を受け、磯子署の大村卓也署長は「一般区民の方が特殊詐欺の被害を防いだ事例は珍しい。今後もぜひ協力して頂きたい」と感謝を述べた。
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