江の島ヨットハーバーを拠点にレースが繰り広げられたセーリングワールドカップ(W杯)が9月1日に閉幕した。8月25日から行われたレースには、約50か国470艇が出場。五輪競技10種目で世界一が競われた。
金沢区能見台出身の土居一斗選手は木村直矢選手とのペアで男子470級に出場した。微風と潮の流れで神経を使うレース展開の中、終始、スウェーデンのペアと3位争いを展開。終盤で逆転し、銅メダルを獲得した。
「今大会が最後」と決めていたという土居選手はレース後、涙でほほを濡らした。「これ以上ない結果だと思う。表彰台に立てたことがとても嬉しい」と感想を話した。レースに関しては、「覚悟を決めてメダルを取りにいった。攻める気持ちを持ちながら、冷静に判断できたことが勝因」と振り返った。またレーザーラジアル級に出場した土居選手の妹である愛美選手は11位だった。
今大会は470級男子の五輪代表の最終大会でもあった。累計ポイントで岡田奎樹選手・外薗潤平選手が代表に内定。土居選手・木村選手ペアは、及ばなかった。
大会最後の2日間は江の島ヨットハーバーでイベントが開かれ約2万人が楽しんだ。
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