金沢区・磯子区版 掲載号:2019年10月10日号 エリアトップへ

横浜市大付属病院 治療と仕事の両立を支援 病気による離職を抑制

社会

掲載号:2019年10月10日号

  • LINE
  • hatena
ソーシャルワーカーの友田さん(左)と山田さん
ソーシャルワーカーの友田さん(左)と山田さん

 横浜市立大学付属病院では治療をしながら仕事をする患者の両立を支援している。今年7月には仕事とがん治療の両立支援モデル事業に。この支援を通して、病気による離職者の抑制を目指す。

 現在、がん患者の3人に1人は就労可能年齢だという。また、静岡がんセンターが2013年にがん患者に行った実態調査によると、診断後に勤務者の34%が勤務先を依願退職、解雇されている。だが治療技術の進歩によって、がんになっても就労が可能な人もいる。こうした現状を踏まえ、厚生労働省は治療と就労の両立を支援するためのガイドラインを2016年に作成、2018年からは仕事と治療の両立支援モデル事業を採択するなどの対策をしている。

 今年7月に市大付属病院も県内2施設目としてこのモデル事業に採択された。両立支援相談を受け付けていることを昨年12月から本格的に院内へ周知し始めた。同院ではがんや脳卒中に限らず、全ての疾患を持つ人を対象に、支援を行う。就労に不安のある患者はソーシャルワーカー(両立支援コーディネーター)と面談し「勤務情報提供書」に勤務内容や形態、通勤方法などを詳細に記入。主治医はこれを元に、より個人に合わせた診断書を作成する。その提出により、雇用主の患者への適切な対応を見込んでいる。また、患者が自身の現状を客観的に把握できるという利点も。

 3月までは月に5件だった相談件数は今、月10件に倍増した。実際に、話すことが多い仕事だった患者が口腔内手術で休職期間を延長、話すことの少ない業務を増やしたことで働きやすい環境に繋がったケースもある。

 現在の課題は患者だけでなく医師や看護師への周知。「医師は患者さんにも仕事や家庭があるというところまで意識が回りづらいのが現状」と話すのはソーシャルワーカーの友田安政さん。「病院で仕事の相談をすることをためらう患者さんも多い。診断がついた段階で両立支援の案内ができるように医師や看護師に周知を徹底していきたい」と意気込む。今後、外部講師を招いた講習会を開くなどして更なる周知を進めていく予定だ。

葬儀相談・見学会開催

意外と知らない葬儀のあれこれ、京急メモリアルに相談してみませんか

https://www.keikyu-memorial.com/hall/kanazawabunko/index.html

宅建市民セミナー杉良太郎講演会

11月14日関内ホール 参加費無料 事前申込制1000人

https://www.kanagawa-takken.or.jp/chiiki/index.html

<PR>

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

地元食文化の発信地に

金沢八景

地元食文化の発信地に 文化

「むべ庵」で初イベント

12月5日号

藤野さんに感謝状

磯子区丸山不審火

藤野さんに感謝状 社会

不審者追跡、情報提供に

12月5日号

六浦東にこどもホスピス

六浦東にこどもホスピス 社会

県内初 2021年、開設へ

11月28日号

脱プラへ 木製ストロー

横浜市

脱プラへ 木製ストロー 社会

自治体初、間伐材で独自開発

11月28日号

グリスロで交通課題解決へ

金沢区富岡西

グリスロで交通課題解決へ 社会

地元の声反映し、再実証

11月21日号

県内不足数、3万人超

看護職員

県内不足数、3万人超 社会

厚労省が2025年推計公表

11月21日号

内水氾濫に備え、下水強化

横浜市

内水氾濫に備え、下水強化 社会

多面的に対策推進

11月14日号

本まぐろ直売所 秋の謝恩大特売

10月11日~14日まで「まぐろの日」にちなんだ限定商品を大放出!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 10月31日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

カナガワ国際児童画展

カナガワ国際児童画展

12月10日から区役所2階で

12月10日~12月15日

金沢区・磯子区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年12月5日号

お問い合わせ

外部リンク