RUN伴+三浦半島金沢区学生実行委員会の委員長を務める 田草川 竜都さん 金沢区在住 20歳
周りの支えがあってこそ
○…「走ることで多世代の人とつながれるって、すごい」。昨年、RUN伴+三浦半島に参加した経験から、金沢区での開催を目指してきた。走りながら”頑張ろう””あと少し”と声をかけあったり、立ち寄る福祉施設で話がはずんだり。そんな経験が楽しかった。「走ることは好き」とも。今年は3日間で約70Kmを走り切る予定だ。
○…平塚出身。「地域の人、周りの人に恵まれていた」という少年時代。虫好きが高じて侵入禁止の場所に入ったり、ブロックをひっくり返すと近所の人に叱られた。「”なぜだめなのか”をきちんと説明してくれたし、ほめる時はちゃんと伝えてくれた」ことが心に残る。周囲の支えがあって成長できた--。そんな経験から、「今までしてもらったことをできる仕事って何だろう」と考えるように。たどり着いたのが「福祉」だった。
○…進路を意識した高校生時代から、福祉の基礎知識を得ようと意識して生活していたという。「答えや知識の裏にある『なぜ』を考えるようにしていました。自分が教える立場になった時、理由をこたえられる人になりたかったので」。現在所属するボランティアサークルでは様々な人と出会い実践を積む。「困っている人を助けられる人になりたいんです」とまっすぐに話す。
○…RUN伴に協力を求めるため、区内の各地域ケアプラザの所長が集まる会議でプレゼンテーションをした。「頑張って暗記したのに、全部飛んでしまった」と苦笑い。それでも温かく見守ってくれた所長たちの気持ちが嬉しかった。「自分一人じゃできなかった。仲間・周囲の支えがあってこそ」。だから「何としてでもやり遂げたい」と、全力を捧げる。「無理しすぎないように無理して、限界を超えたい」と話した。
|
<PR>
|
<PR>