区民に対する環境行動の普及、啓発を目的に2010年から開催されている「いそごこどもエコフェスタ」。今年も12月7日に総合庁舎で開かれた。このイベントに例年協力しているのが、磯子区に本社を構えるレンタカーや車両・船舶リース、不動産事業などを手掛ける「高栄企業」(中村栄一代表取締役)だ。
同社は、「自動車業として環境に配慮した取り組みをしたかった」と、10年以上前から業界では珍しいエコカー専門のレンタカー店を開業。ガソリン車に比べ、二酸化炭素の排出量が少ないハイブリット車や電気自動車のみを扱った専門店として注目を集めた。
7日のエコフェスタでは、同社が取り扱うイタリア製の電気自動車「ジラソーレ」を展示した。「家族連れが多く参加するイベントで、電気自動車を知ってもらえる機会になればと例年展示させてもらっています」と話すのは、同社の遠藤勝彦さん。
さらに、同フェスタでは、プロペラカーキットを提供。子どもたちに作ってもらうワークショップも行っている。工作を通してプロペラや風力の仕組みを学んでもらう取り組みだ。
同社は、社内で使用するエネルギーの大部分を自然エネルギーで賄う体制を構築し、自然、環境問題に社をあげて取り組む。毎年行われる磯子区民駅伝では、ジラソーレを先導車として提供し地域貢献にも力をいれる。「次世代を担う子どもたちに少しでも環境問題に興味を持ってもらえればうれしい」と遠藤さんは話した。
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